結婚の条件で求められる5つのこと

恋愛は結婚とは違う、とよく言われますが、何がどう違うかといえば結婚は日常であるのに対し、恋愛はスパイス(非日常と言ってもいいかもしれません)のようなものです。
恋愛から結婚に至る人が多いので、この二つの単語はよく一緒に使われますが、性質が全く異なるものです。
筆者は既婚者ですが、結婚した身からすれば、誤解を招く(誤解した)から分けて書いておいてくれよ!と痛切に思います。
そこで、既婚者の目線で結婚の条件で求められる、大きく5つのことをご紹介しようと思います。

愛情

これは言わずもがなですが、愛情といっても恋人時代の「好き!一緒にいたい!!」という激しい気持ちではなく、むしろ大切なペットに対する慈しみの気持ちや、お母さんが子どもを想うような、穏やかで心の奥からじんわり湧いてくるような愛情が必須になります。
いつまでもラブラブで、恋人の頃のような二人でいたい、という気持ちも分りますし、実際そういうご夫婦もいらっしゃいますが、多くの場合結婚して年数が経つうちに、お互い気の置けない同居人のようになってきます。
そうなった時にも相手を大切に思う、穏やかな愛情があるか(残っているか)が大事だと感じます。

忍耐

一般に言われることが多いのが、忍耐。
しかし、これは何も相手に対する不満を一々我慢しろ、ということではないのです。
ずっと一緒にいるのですから、言うべきは言わないと結婚生活は続きません。
相手が明らかに間違っているのに口を噤むのは、面倒臭いことから逃げているだけで、良いことがありません。
筆者が一番忍耐が必要だと感じるのは親戚付き合いです。
結婚すると、考え方や生活習慣など、何もかも違う家に飛び込むことになります。
自分の中で常識だと思っていたことが覆っていくことも往々にしてあります。
相手の両親・叔父・叔母には、自分の結婚相手と違って、言いたいことをストレートに言うわけにもいきませんし、家による風習・習慣の違いによるもので、こちらが納得すれば丸く収まるものなのか?という事もあります。
しかし、明らかにおかしい!と思うことでも、結婚相手に向かって彼らの愚痴をこぼしたり、批判したりということはなかなか出来ません。
育ててもらった両親や親戚を悪く言われて気持ちの良い人はいないからです。
もし軽はずみに批判などしてしまったら、お互いの信頼関係が決定的に崩れますので、よほどのことが無い限り、口を噤むしか選択肢がないのです。
どうしても我慢出来ない、納得がいかない、という時は感情的にならず、何を問題と感じていて、どうして欲しいかを冷静に、言葉を選びながら伝えなくてはいけません。

誠実さ

嘘や隠し事をするなど、誠実さに欠く言動は慎んだ方が良いです。
「言われるまでもないし、嘘をつかなきゃならない時だって時にはあるよ!」という反論が聞こえてきそうですが、こそこそしていると相手には必ず伝わります。
相手は何も言わないし、自分の隠し事はバレていない。そう思っている人がいるとしたら、上手に泳がされているか、あなたに関心が無いかのどちらかです。無用な誤解やすれ違いを引き起こさない為にも、嘘や隠し事はしない方が良いです。
どうしても嘘をつかなければならない時は、自分の保身のためではなく、相手を思ってのことであるかどうかを、よく考えなくてはいけないと思います。

時々のサプライズ

日常を送っていると、どうしても相手への配慮を忘れ、普段やってもらっていることを当たり前と思ってしまいます。
お互いに「自分は何でこの人と一緒にいるのだろう…」などと思わないためにも、時々小さなサプライズを用意すると気持ちよく過ごせます。
仕事帰りにちょっとコンビニのスイーツをお土産に買ってみたり、夕飯に好物を1品添えてみたりと小さなことで大丈夫。
もっと簡単にいつもより心を込めて「ありがとう」をいうだけても気持ちは随分変わってきます。
こうした小さな気遣いをしてもらうと、お互い気持ちが温かくなり、会話も弾みます。

思いやり

以上書いてきたことは、どれも根底にはお互い相手への思いやりがあるかどうかです。
結婚生活という日常を気持ちの良いものにするかどうかは、どれ位相手を思いやれるかどうかに掛かっていると言っても過言ではありません。
状況は刻一刻と変わっていきます。時には気持ちが揺らいでしまう。そんな時もあるかもしれません。
これから結婚される方、プロポーズしようとしている方、プロポーズされた方、どの人ももう一度、自分の中にどんなことがあっても相手を思いやって生きていこう、という気概があるかどうか、静かに考えてみるといいかもしれません。

終わりに

今まで書いてきたことは筆者が経験上感じたことです。すべての人に当てはまることでもなければ、考えを強要するものでもありません。
本当に色々な人がいます。
立場も、生きてきた環境もそれぞれ違うので、何が正解で何が不正解などと言えるものではありません。
様々な見方がある中での一個人の経験談ではありますが、これから結婚しようとしている方、プロポーズしようと考えている方、なんとなく結婚について考えている方の参考になれば幸いです。